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精巧なミニチュアは何とも言えない感動がこみ上げてきますね
涼しい日が続いていますね。散歩に出かけると、東京オリンピックで少し前に話題になっていたスケートボードを公園などで楽しんでいる人を見かけるようになりました。
なんだかんだオリンピックの影響がちゃんと世間にも表れているんだなと感じます。
そんなオリンピックですが、開催に合わせて公開された、とてもかわいらしいアートがニュースで話題になっていたので紹介してみたいと思います。
オリンピックといえば、多種多様な競技が開催されることでもおなじみですが、開催される競技というのはだんだんと増えているので、ニュースを見ていてもこんな競技があったのか…とおどろくこともあります。
そんな多種多様の競技をなんと、ミニチュア作家として有名な、田中達也さんがアートにして公開しているそうです。
ミニチュアの町など、小さいながらもしっかり精巧に再現されているものを見ると、可愛いという気持ちだけでなく、芸術作品としての素晴らしさやミニチュアなのにとても大きな存在感というのでしょうか、なんとも言えない感動というのを感じます。
ミニチュアなのに大きな感動を感じるというのは、文章にしてみるとなんだか不思議な感じですが、ミニチュア好きの方でしたらわかっていただけるのではないかと思います。
そんなミニチュアの成果の中で、オリンピックを再現した田中達也さんですが、ただオリンピックの競技のミニチュアを作っているというだけでなく、なんとまるで今の世の中を表現しているかのような形で、ミニチュアを作っているので感動しました。
その方法というのは、なんとミニチュアとマスクを併せてオリンピック競技を再現するというもの。
マスクってあの、昨年は品薄になって大変だったマスクです。
マスクを使って競技を再現といわれても、パッと浮かばないと思いますので、少し例を紹介させていただくなら、まず、不織布マスクに必ずと言っていいほどついている、とくゆうの折り目。
この折り目を利用して、なんと田中達也さんはプールのレーンを再現してしまいました。
マスクの折り目を利用するなんて…そうそう思いつきませんよね。
そしてそのマスクの折り目に合わせたサイズのミニチュアの水泳選手や、プールから上がるための梯子を用意し、設置して撮影。
マスクだったということを忘れてしまうような、見事な水泳競技のワンシーンを作りあげてしまいました。
ただミニチュアでオリンピックの風景を作り出すだけでなく、いま、コロナ禍だからこその象徴ともいえるマスクを使ってオリンピックを表現するというのが、ただかわいらしいミニチュアでオリンピックを再現したというだけでなく、今の状態の中で試行錯誤しながらオリンピックを行っているという状態を風刺しているようで、面白いのではないかと感じました。
芸術を含めて、表現するということには様々な可能性があります。
それはクラシックバレエも同じです。
クラシックというぐらいなので、古いイメージがつきまといやすいのですが、実際は温故知新で新しい技術や理論というのも生まれ続けています。
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