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日本語も常に変化して新しくなっているのですね
9月も半ばを過ぎ、夏も終盤を迎えようとしていますが、雨が続いているせいか、あまり実感がわかないという人も多いと思います。
さらに今年は昨年に引き続き、コロナウイルスの感染拡大対策の影響で、外出を自粛している状態ですので、天気が悪くて外に出られないというのは、考え方によってはちょうどいいのかもしれません。
とはいえ、毎日家の中で過ごしていると、どうしても心も体も、ついでに頭もなんだかいつもより早いペースで衰えていってしまっているような気がしてしまいますよね。
脳への刺激になれば…と思いネットニュースなどをよく見るようにしているのですが、どこを見てもコロナ関連の話ばかりで、脳への刺激どころか心への負担になってしまっているような気さえします。
そんな中、ニュースを読んでいたら、面白い質問を見つけました。
その質問というのは、「愛嬌を振りまく」と「愛想を振りまく」、どちらが正解か…というもの。
普段から使っていると、パッと出てくるのでは…と思ったのですが、実はそうでもないのだそうです。
ちなみに皆さんはどちらだと思いましたか?
私はぱっと口に出してみたら、愛嬌を振りまくでした。
愛想というのは振りまくというよりも、良くするもの…という印象があります。
良し悪しで判断するもの…といえばいいのでしょうか…愛嬌はある、なしで表すことがあるため振りまけるのですが、愛想がいい、愛想が悪いとはいっても、愛想があるとは言わないので、振りまくこともできない…というイメージです。
さて、気になる答えはというと…正しくは「愛嬌を振りまく」なのだそうです。
私は正解でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか。
愛嬌を選んだ私としては、愛想を選ぶ人は少ないのでは…と思ったのですが、実は世論調査で調べたところによると、愛嬌を振りまくを選ぶ人は49パーセントほどだったのに対し、愛想を振りまくを選ぶ人は42パーセントいたそうです。
つまり世の中への浸透具合としては、ほぼ同じぐらいだということですね。
日本語に限らず言葉というのは、日常の中で生きていて変化しているのだな…とこの結果からも感じることができますよね。
とはいえ、しっかりと理由についても解説していたので、少し簡単にですがここでも紹介しておきたいと思います。
まず愛嬌ですが、見る人などに対してかわいらしく感じさせる要素やしぐさを指すものなのだそうです。
つまりふわっとしていますが、愛嬌というのはその雰囲気を指しているから、振りまくことができると判断するそうです。
確かに、雰囲気は周囲に振りまくことができますよね。
愛想の場合は、雰囲気ではなくいい印象を相手に与える際の、しぐさ全般を指しているのだそうです。
つまり動作なので、周囲に振りまくことはできないと判断するということでした。
文字や文章で表すとちょっとした違いなのに、ここまで違うというのは奥深いですよね。
とはいえ、言葉は生活に強く結びついており、時代に合わせて常に変化しています。
以前は愛嬌を振りまくというのが正解という考えだったそうですが、最近では愛想を振りまくという言葉も意味を認められており、辞書などに掲載されていることが増えているそうです。
日本語も常に変化して、新しくなっているのだと勉強になりますよね。
同じようにクラシックバレエも、時代とともに徐々に変化しています。
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