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博士の発想と行動力には驚かされますね
どんな分野にも驚くような考えをする人というのはいるものです。
今日はそんな私にとって、驚くような考えをした人がニュースになっていたので、紹介してみたいと思います。
話題になっていたのは、イギリスのロボット科学者ピーター・スコットモーガン博士。
彼はもともと若いころから成功を収めており、パートナーの方と一緒に悠々自適の引退生活をしていたのだそうです。
そんな中、彼の身に異変が起こります。
その異変というのがホーキング博士の闘病した病気としても有名な難病のALS。
この病名を耳にしたことがあるという人は、最近では増えているのではないでしょうか。
以前は、難病指定されているALSは知る人ぞ知るという病気だったように思いますが、映画ホーキンスやSNSでの拡散によってここ数年で広くたくさんの人に知られるようになったのだと思います。
そんな、難病ALSにかかってしまった博士ですが、その辺は実力で早くに成功を収めているだけある博士です。
もともと彼自体が、同性をパートナーとして好きになるセクシャルマイノリティーだということもあり、これまでたくさんの苦労をしてきているのだそうです。
そんな中で訪れた新しい難病のALSに対して、彼なりにショックや絶望を感じながらも、この状態をあえて常識を超えて考えてみようと思ったようです。
そして、これまでの私たちの持っている難病ALSのイメージとはあえて違う、先回りして自分の準備を進めるという形で、ある意味にはサイボーグ化していったそうです。
というのも、難病ALSはだんだんと体の筋力などが奪われていき、最終的には自発的な呼吸などの機能までなくなってしまうという病気です。
そういった病気の実態について、博士はあらかじめ調べ上げて、なんと症状が軽いうちからどんどん先手を打ったのだそうです。
排せつや食事などの機能低下に対しても先回りし、チューブなどを装着してしまい、さらに表情筋などが動かなくなることも見越して、自身の表情や感情、そして声帯も切除して声のサンプルまでも大量に用意したそうです。
まさに、人とは違う考えを持っているからこそ、できることなのではないでしょうか。
難病ALSはいまだ治療法が見つかっていないこともあり、発症してから症状の進行に合わせて、生活を変えていく人が多いという病気です。
そんな中、あえて先回りして症状が進行したときに、自分が不自由しない環境づくりをするというのは、そうそう考えられないのではないでしょうか。
さらにAIによる予測変換システムも準備しており、将来的に症状が進行しても病気になる前の自分に近い状態のコミュニケーションが取れる可能性があるそうです。
発症判明からそこまでしっかりと準備する熱意は、医師たちにも少なからず影響を与えているそうで、博士の例は治療とは少し違いますが、これから難病のALSに悩む人にも生き方に希望を持てる対症療法として何か新しい道を示してくれるのではないかと感じます。
もちろん、出来ることなら治療方法も見つかってほしいと思いますが。 人類の進歩というのは博士の考え方のような、アイデアのひらめきの繰り返しによって、続いてきているのではないかと思います。
ひらめきというのは、脳と体を動かすことで生まれやすくなります。
クラシックバレエは体を動かしながら音楽に合わせて表現することで、まさに脳も体も動かす芸術です。
将来のひらめきを生むためにも、ぜひお子さんに何か始めさせてみたいと感じているなら、クラシックバレエMKスタジオでバレエにチェレンジしてみてはいかがでしょうか。
どういった雰囲気なのか気になる人のために、レッスン見学や体験レッスンもご用意していますので、まずはお気軽にご連絡ください。