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バレエは運動が苦手な子でもついていける?

バレエが運動神経がいい人でないとできないのではないか? という考えはありませんか。

 

バレエは確かに運動神経がいい人が多いのですが、すべての人が最初から運動神経がよかったとは限りません。

 

例えばフィギュアスケートの選手でも初めからスケートをすべることはできません。 毎日練習してやっと氷の上で立てるようになり、すべれるようになり、スピンやジャンプもたくさん練習してできるようになるのです。

 

それと同じように、バレエを始めたばかりの人は体も硬い人が多く、開脚なんてできない人がほとんどです。 つま先立ちで歩くことも、バレエジャンプをすることも、最初からできることではありません。

 

つまり、運動が全くできない人でも、練習をコツコツと続ければ誰でもバレエを習得することができるのです。 不器用な人でも、練習を積み重ねることで出来ることがどんどん増えていくので、達成感も得られるでしょう。

 

バレエを上手くなるために大事なのは、運動神経ではありません。 毎日続ける忍耐力が大事です。

 

バレエが上手くなるためには基礎が大事

 

 

何をするにも、まずは基礎が大事です。

 

基礎を身に着けるためには同じ練習を何度も何度も繰り返さないといけないので、退屈だと感じることもあるでしょう。 ですがこの基礎の練習を積み重ねることで、確実にバレエの技術を高めることができます。

 

バレエが上達した後でも、基礎のトレーニングは続けることが大事です。 プロの野球選手でも毎日バットを振ったり投球練習をしたりと、ずっと基礎の練習を続けていますよね。

 

基礎の練習というのは毎日のルーティーンにしましょう。

 

バレエの基礎について ~ストレッチ~

 

ストレッチは大切ですが、クラシックバレエMKスタジオではレッスン前のストレッチはおすすめしておりません。レッスンの前からストレッチで疲れてしまい、よいレッスンを受けられないからです。

 

レッスン前にするのはウォーミングアップでありストレッチではありません。レッスンの中でストレッチがあります。

 

レッスン後のストレッチの方が大切です。

 

バレエの基礎について ~バーレッスン~

 

バレエ教室の光景を思い浮かべてみると、教室に手すりのような棒がありますよね。

バレエの基本動作を練習するときには、そのバーを使ってバレエのための身体を作ります。

 

バーにつかまってつま先立ちを練習したり、足を高く上げて開脚を練習したりと、バーレッスンはバレエの基礎を学ぶためにとても大切です。

プロになってからも、バレエをするための身体を維持するためにバーレッスンを行います。

 

バレエの基礎について ~センターレッスン~

 

バーレッスンで練習した動きを、次はバーから離れて行います。

単純な動きだけではなく、いろいろな動きを組み合わせたり、ジャンプやターンも行います。

練習を始めて間もないころは、複雑な動きは難しいので、まずは足のポジションの練習から行います。

 

足のポジションについてはあとで紹介します。 慣れてくれば複雑な動きを練習していったり、音楽に合わせて動いたりと、レッスンの難易度を上げていきます。

 

足のポジションについて

 

 

バレエで最初に学ぶのは、足の基本動作です。 これを足のポジションと呼びます。

 

足のポジションには5種類あり、それぞれ1番・2番・3番・4番・5番と呼びます。

 

最初から5種類すべてを練習するのは大変なので、まずは比較的簡単な動作である1番と2番から練習します。

 

 

▼1番のポジション

 

両足のかかとをつけ、足先を180度に開きます。

 

 

▼2番のポジション

 

1番のポジションのまま、両足の間を真横に1足~1.5足分あけます。 その状態で膝から引き上げるように、つま先立ちを試してみましょう。

 

 

▼3番のポジション

 

1番のポジションのまま、足を前後にし、かかとをもう片方の足の土踏まずあたりまでずらします。

 

 

▼4番のポジション

 

つま先を外に開いた両足を前後に交差させ、脚全体をクロスさせた状態をとります。第5ポジションを前後に広げたかたちです。そのとき両足の間に足1つ分のスペースをあけ、つま先とかかとが前から見て重なるようにします。重心は足と足の間になります。

 

 

▼5番のポジション

 

4番のポジションから足は平行のまま、足同士の間隔を狭めます。脚全体をクロスさせた状態で隙間をあけず両足を密着させたかたちです。

 

バレエ教室ではしっかりと見本を見せてもらえますので、文字での説明でよくわからなくても大丈夫です。 この基本の脚のポジションをまずは習得できるように頑張りましょう。

 

バレエを上達させるコツ

 

 

バレエを上達させるには、基礎をしっかりと学ぶことが大切です。

 

基礎を怠っていても、なんとなくバレエとして形ができてしまって、踊れているつもりになっている人もいます。 ですがそれは体の使い方が間違っているため、間違った体の使い方をしているうちはなかなかバレエは上達しません。

 

間違った体の使い方を覚えてしまうと、正しい体の使い方を改めて覚えるのが難しくなってしまいます。 なぜなら悪い癖がついてしまっているからです。

 

そうならないようにも、まずは基礎をしっかりと学び、正しい体の使い方を身に着けることが大切です。

なのでバレエを始めたときの真っ白な状態が1番大事なのです。 真っ白な状態はなんでも吸収してしまうからです。

 

間違ったものを吸収するのか、正しいものを吸収するのかで、バレエの出来が全然変わってきます。

 

バレエを始めるときに必要な道具

 

 

バレエのレッスンに必要なものを紹介しておきますね。

 

▼バレエシューズ

バレエシューズを選ぶときは、足にしっかりとフィットしたものがいいです。 お子様のものを選ぶときはつい大きめのサイズを選んでしまいがちですが、しっかりと足にフィットしたサイズを選ぶようにしましょう。

 

足にフィットしていないバレエシューズを履いてレッスンをすると、足に悪い癖がついてしまいます。 フルソールのものを選ぶと安定感があるため、バレエ初心者の人でも扱いやすいでしょう。 素材は布や皮、サテンなどがありますが、オーソドックスなのは布や前皮(布と皮を使用しているもの)のタイプをオススメします。

 

▼シューズ入れ

バレエシューズを入れる袋も必要です。 こちらはバレエシューズが入るものなら何でもいいでしょう。

 

▼レオタード

レオタードにも形が色々ありますが、大事なのは体にフィットするものを選ぶこと。 こちらもお子様の体にフィットするものを選ぶようにしましょう。

レオタードにスカートが付いているものもありますが、スカートがついていると足の動きが見にくくなってしまうため、レッスンには向いていません。 カラーもいろいろありますので、お子様の好きなカラーを選んであげて下さい。

寒い時期にはレオタードだけでは体が冷えてしまいますので、レオタードに重ねるトップスやレッグウォーマーなどがあるといいですね。

 

▼タイツ

レオタードの下に履くバレエ用のタイツが販売されていますので、そちらも用意しておきましょう。一般的なタイツよりも伸縮性があるため、バレエをする時には最適です。 穴があいているタイプと、あいていないタイプとがありますが、最初はあいていないタイプを選ぶといいでしょう。

またレオタードの下に履くバレエショーツというものもあります。レッスン時履いていただくことをお勧めいたします。

 

▼その他

髪をまとめるヘアピンやヘアゴム 汗を拭くタオル 水分補給のための飲み物 そしてこれらが入るバッグがあれば準備は整います。

クラシックバレエMKスタジオでレッスンを受ける方は、わからないことがあれば何でもお聞きくださいませ。